長万部写真道場


 

戦後復興期に活動した長万部町在住の約10名によるアマチュア写真家グループ。
当時のリアリズム写真運動の影響を受けながら、開拓農民や漁民、アイヌ民族などを撮影していた。
共著に『長万部熱き鼓動―長万部開基120年・町政施行50年記念写真集』がある。

前身団体として「長万部写真クラブ」(会長河東篤)という名称で活動をしており、掛川源一郎などを長万部の戦後開拓集落、アイヌ集落へ案内している。昭和26年(1951)発足の「長万部カメラ倶楽部」(会員三◯名、初代会長に片山政五郎)が前々身であることがわかっている。

中心メンバーの故・澤博氏(長万部食堂店主)のアトリエに大量の写真が保管されているのが見つかり、「長万部写真道場研究所」が2015年から調査を開始。徐々に活動の全体像が明らかになりつつある。

長万部写真道場研究所

http://occ-lab.org/